銅と亜鉛バランスによる着床障害
2018年07月3日
銅と亜鉛バランスと不妊、着床障害の関係
銅の摂りすぎは着床障害の要因の1つになります。
それはなぜか?
銅の殺菌作用を利用した子宮避妊具(IUD)があります。
その避妊率はアフターピルの効果を上回る、ほぼ100%避妊できるほど強力な物です。
銅、亜鉛は腸から吸収されますが、同じ経路で多い方が吸収されるため、銅が多いと亜鉛よりも吸収されてしまいます。
血清銅が多い状態だと、銅の強い殺菌作用で精子を殺してしまう、受精卵を流してしまう。
という反応が起きるため、着床障害を招く1つの要因となります。
2017年この銅、亜鉛バランスと着床に関しての研究論文が出されています。
https://bmcresnotes.biomedcentral.com/articles/10.1186/s13104-017-2708-4
グーグルchromeだと翻訳して見れます。
銅と亜鉛のバランスが大事
しかし、銅も体には必要な栄養です。
亜鉛とのバランスが大事で、日本人の8割は銅過剰、亜鉛不足の体質なようです。
ちなみに銅が多い食材は、
ココア、チョコレート、甲殻類、貝類
それぞれの摂取基準はこちら
亜鉛>銅の状態を作ることで、銅よりも亜鉛を腸から吸収されるようにすることが大事です。
陽性反応が出ない方
・何年も陽性反応が出ていない
・1回も陽性反応が出たことがない
・体外受精で着床してくれない
という方はサプリなどで意識的に摂取すると良いです。
しかし、亜鉛サプリを飲んでいても上記のように中々着床しない方もいらっしゃるかと思います。
サプリで栄養摂取してるけど、体に反映されているか目に見えない物です。
札幌で栄養療法を取り入れている病院では、栄養解析で
自分の栄養状態がわかるので、1度ぜひとも調べてみて下さい。
札幌で栄養解析をやっているとこはこちら
・札幌麻酔クリニック
札幌市中央区大通西16丁目1番10号ITCセンタービル4階
地下鉄東西線西18丁目駅5番出口徒歩1分
栄養解析20000円
http://sapporomasui.com/nutrition/
・白石ガーデンプレイス皮膚科クリニック
札幌市白石区南郷通り1丁目南8番10号白石ガーデンプレイス3階
地下鉄東西線白石駅6番出口直結・駐車場完備
血液解析15000円
http://shiroishi-skin.jp/ortho/
・あんどう口腔クリニック
札幌市豊平区平岸2条2丁目3-28 ビッグ2階
栄養吸収を良くするためにも体環境の改善は必要
上記でお伝えした通り、栄養は腸で吸収されています。
腸は自律神経で調整されており、骨盤のゆがみなどで内臓にズレが生じると内臓機能は低下します。
せっかく摂取した栄養を効率良く、吸収するためにも体環境の改善は必要です。
栄養を吸収しやすい体を作るためにも、不妊整体では自律神経、お腹骨盤矯正をメインに調整しています。