冷え性と不妊改善に鉄が必要な理由

2018年04月14日

鉄不足と冷え性、不妊の深い関係

妊活者に多い冷え性、不妊は全て『鉄不足』で密接に繋がっています。

人間の細胞のミドコンドリアからATPという形で必要な熱エネルギーが作られます。

それが鉄と重要な関わりを持っていますので、見ていきましょう。

鉄不足→エネルギー産生低下→冷え性という流れ

鉄の主な役割は『酸素の運搬』があり、鉄はミドコンドリアでのATP(熱エネルギー産生)において、重要な役割を担います。

酸素がないと、火(熱エネルギー)は起こせない原理と一緒です。

ATP(熱エネルギー)は生命維持に必要で、その優先順位として、

脳、心臓、内臓機能を最優先とします。

その結果、手足などの末端は不足しがちになり、末端冷え性にも繋がります。

子宮卵巣、精巣に関してもあくまで生殖機能であり、自分の命を維持することに体は優先して働きます。

鉄(=酸素)が不足→熱エネルギーが発生しない→体のエンジンがかからない→冷え性

という流れに。

鉄不足は不妊症の原因の1つ

原因不明の不妊症の方も多いですが。

栄養素の不足は原因の1つになります。

今回はそのうちの『鉄』をメインテーマにしてお届けしていますが、この鉄が不足していることにより細胞の代謝循環が低下=骨盤内循環低下→体外受精で卵子の質がよくない、胚盤胞まで育たない、着床後の育ちが良くない

など、子宮卵巣機能の低下に繋がります。

女性が鉄不足になる理由と症状

 

《女性が鉄不足になる理由》

①月経による出血

②食生活(鉄不足で炭水化物、甘い物好き)

③胃潰瘍などの出血

《鉄不足で起こる症状》

①めまい、肩こり、頭痛

②胃腸などの粘膜トラブル

③イライラ

④食欲不振

⑤爪が薄くなる

⑥氷が妙に食べたくなる(氷食症)

鉄分が多い食材

成人女性の推奨摂取量

月経なし6.0mg 月経10.5mg 月経過多16.0mg

妊娠期 19mg

魚や肉のヘム鉄は吸収率が10~20%

野菜の非ヘム鉄は吸収率が1~5%

※以下100gに対する鉄の含有量

肉・魚系

・豚レバー:13mg

・牛レバー:4mg

・アサリ:3.8mg

・ホタテ:2.2mg

・カキ:1.9mg

野菜・豆・海藻類

・ヒジキ:55mg

・きくらげ:35.2mg

・焼きのり:11.4mg

・ごま:9.6mg

・大豆(乾):9.4mg

・アーモンド:4.7mg

・納豆:3.3mg

・枝豆:2.7mg

・ほうれん草:2.0

鉄を効率良く吸収するのは

①たんぱく質

フェリチン(所蔵鉄)は鉄結合タンパク質であるため

②ビタミンCとクエン酸

非ヘム鉄を還元して吸収しやすくしてくれる

鉄の吸収を阻害するもの

①カフェイン:コーヒー、ココア

②タンニン:紅茶、緑茶

鉄の摂取過剰による影響

・胃腸障害

吐き気、嘔吐、下痢、腸の損傷

・血色素症

皮膚の色素沈着、脳や臓器にダメージ、肝硬変

冷え性改善で妊娠力アップ!

あくまでも妊活に重要な1つの要素です。

鉄を上手に摂取し、冷え性改善で妊娠力アップして不妊の体質改善しましょう!